「好きを仕事にすると嫌いになる」
よく聞くフレーズですよね。
実際にはどうなのかを考えると、私は「人による部分が大きい」と思っています。
確かに、好きだったことが仕事になった瞬間に苦しくなったり、嫌になったりするケースはあります。一方で、嫌いになるどころか「やっぱりこの仕事が好き」と思える人もいます。
好きなことが仕事になると、まず大きな違いは「お金が関わる」という点です。
趣味であれば「やりたいときにやる」で済みますが、仕事にすれば「納期」「収入」「評価」がついてきます。
楽しくて始めたはずなのに、気づけば「やらなければならない」義務に変わってしまうのです。
また、仕事として続けていると量が増え、面倒な作業や雑務にも直面します。
さらに、「好き」で食べていく必要があるので、生活のために依頼を断れなくなったり、キャパシティを超える量を引き受けたりすることがあります。
競合と比較され、心も疲弊していく…。
好きなことをしているのに疲れてしまうのは、こうした義務や負担が積み重なるからではないでしょうか。
心身が疲弊してしまい、せっかくの「好き」が重荷になってしまうのじゃ…。
「好き」を嫌いになってしまう行動
私自身の考えでは、特に苦しくなりやすいのは「収入のために無理をしてしまうとき」だと思います。
これは実際に経験したことなのですが、収入のために仕事をしだすと、なぜ好きなことを仕事にしたのかが分からなくなるからです。
- 毎日楽しく過ごすために
- 今よりもっと幸せになるために
こういった気持ちから始めたことなのに、生活がかかっているというプレッシャーで忘れていってしまう。
そして、「稼がないといけない」「もっと売らないといけない」と自分を安売りしだして、自分の首を自分で締め始めてしまうのです。
- 自分のキャパシティよりも仕事を請け負ってしまう
- 売れるために価格を低くしすぎる
売れるために価格を低くしすぎると、思った以上にモチベーションが下がってしまいます。
作品に対するエネルギーが省エネになり、「まぁこれでいいか」と出し惜しみをしてしまう。その結果、作品の質も下がり、さらに売れなくなるという負のループに陥ってしまう危険があります。
自分の価値を安売りするのは危険なのじゃ!
「好き」を嫌いにならないための方法
「好き」を仕事にするときは、稼ぐことを目的にしないことがとても大事です。
どんなに好きなことでも、心をすり減らすような依頼ばかりを受けていては続きません。「これは自分を輝かせる仕事だ」と思えるものを選びましょう。
また、自分の価値を低く見積もらないようにしましょう。
自分が納得できるクオリティを出せる価格こそが適正価格なのです。
もちろん最初のうちは作品を売り出すために、手に取ってもらいやすい価格にすることもあるでしょう。しかし、その価格で続けることは難しいと感じるときがくるかもしれません。
「私なんてそんな…」
「もっと上手な人がいるから…」
そういって自分が自分の価値を認めなければ、好きを仕事にして生きていくことはできないのです。
適正な対価を受け取る勇気を持つことは大事です。
また、好きなことをするという「行為」だけでなく「価値」にも繋がるようにしましょう。
たとえば「絵を描くのが好き」だけでなく「人に喜んでもらえるのが好き」「価値観を共有したい」「表現を通じて生きていきたい」という価値観に結びついていると続きやすいです。
「好き」という気持ちを置き去りにしないようにするのじゃ!
まとめ
- 稼ぐことを目的にしないこと
- 適正な対価を受け取る勇気を持つ
- 価値観に結びついていると続きやすい
本日の質問:最近インプットしたことはなに?
好きを仕事にしたら嫌いになるかは人によるけれど、「好き」を守りながら仕事にすることは可能だと私は思います。
また、完全に「好き=仕事」だけにせず、趣味や余白としての「好き」も残していると、燃え尽きにくいと思います。
本記事で気づいたことや感想があったら、ぜひコメントで教えてほしいのじゃ。





